2018年02月01日
『風の色』クァク・ジェヨン監督×藤井武美対談「音楽を共有することで、監督・キャスト・観客が同じ気持ちになれる」
突然目の前から消えた恋人・ゆり(藤井武美)の死から100日、風の色 DVD彼女との思い出の品々を胸に、失意のどん底からマジシャンになることを決意した青年・涼(古川雄輝)。その後、“自分の生き写しの人間”の存在に気付き始めた彼は、生前「私たちはまた会える」、「流氷が見たい」と言っていた彼女の言葉に導かれるように、北海道へ向かう。
そして、旅の途中で出会った、嘘を愛する女 DVD亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性(藤井/二役)。彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆(古川/二役)との再会を待ち望んでいた—。
──製作のきっかけをお聞かせください
クァク監督(以下、監督):映画祭でお邪魔したことをきっかけに、いつか北海道で映画を撮りたいと思っていました。構想から完成まで10年という本当に長い道のりだったんですが、作品の顔である主人公を演じてくれた、風の色 DVD古川さんと藤井さんに逢うための10年だと思っています。
──監督の心を掴んだ北海道の魅力は何でしょうか?
監督:これ(プレスシートを指しながら)、北海道の流氷なんですけれども。流氷って氷河の最終形態と言われているじゃないですか。それだけが私の世界 DVD消えゆくものは美しいというのを表していて、すごく切なさを秘めていてキレイな景色だなと思っていました。
また昔ながらの町並みや地元の方々が非常に親しみやすく温かくて、まるで故郷にいるような感覚になっちゃうんですよね。
そして、旅の途中で出会った、嘘を愛する女 DVD亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性(藤井/二役)。彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆(古川/二役)との再会を待ち望んでいた—。
──製作のきっかけをお聞かせください
クァク監督(以下、監督):映画祭でお邪魔したことをきっかけに、いつか北海道で映画を撮りたいと思っていました。構想から完成まで10年という本当に長い道のりだったんですが、作品の顔である主人公を演じてくれた、風の色 DVD古川さんと藤井さんに逢うための10年だと思っています。
──監督の心を掴んだ北海道の魅力は何でしょうか?
監督:これ(プレスシートを指しながら)、北海道の流氷なんですけれども。流氷って氷河の最終形態と言われているじゃないですか。それだけが私の世界 DVD消えゆくものは美しいというのを表していて、すごく切なさを秘めていてキレイな景色だなと思っていました。
また昔ながらの町並みや地元の方々が非常に親しみやすく温かくて、まるで故郷にいるような感覚になっちゃうんですよね。