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2017年04月28日

中国映画「左耳」の感想。思えば青春にはたくさんの狂気がはらんでいた。

17歳の女子高校生・李珥(リー・アル)は左耳が不自由で、 左側から話しかけられるとよく聞こえない。 内向的で目立たず、友達もいないリー・アルは、ある日突然、 優等生の許弋(シュー・イー)を好きになるが シュー・イーは黎吧啦(リー・バーラー)と交際を始めてしまう。 傷ついたリー・アルだが偶然にリー・バーラーと友達になり、 リー・バーラーが本当に愛している張漾(チャン・ヤン)とも知り合う。 その後、リー・バーラーは不慮の事故で世を去り、 リー・アルはシュー・イーと交際を始めるのだが……。ひだりみみ DVD

ただ、青春映画の肝って「その時代でしか味わえないなにか」
みたいな部分を孕んでいるかどうかにあると私は思っておりまして
その点、この映画のターニングポイントとして描かれているのは
“黎吧啦の死”なのです。ある日 DVD

時間の経過の理不尽さとも違うきっかけで、
後半の物語が推進していくので
正確には青春映画ではないって感じがしましたね。

ひだりみみ DVD


ひだりみみ DVD映画の主役を務めるのは陳都霊(チェンドゥーリン)。
中国の全国ミスキャンパスの人気投票でトップに立ったというだけあって
清楚で神秘的な魅力に初見から目を惹くものがありました。
確かに可愛いです。

・・・・・・が、
次第に容姿よりもキャラクターの奇行の方が目につくようになります。
物語中盤までは黎吧啦を中心に物語が進んでいくので
主役の陳都霊が食われ気味。ある日 DVD
おかげで陳都霊に感情移入させる準備が完全に整う前に
黎吧啦がフェードアウトしてしまうので
陳都霊のキャラクターや意図が掴めないまま
見てる側は後半に投げ出されてしまいます。  


Posted by 藤原麻衣 at 14:27Comments(0)映画