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2017年10月31日

中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第20話「離れられない心」

月夜。何度もためらうが、娉婷のいる部屋の戸を開けることができず、自分の部屋に入ってしまう楚北捷。
しばらくして部屋から出てきた娉婷は、手に琴を持っていた。

明日の別れがつらい北捷が酒を飲んでいると、孤高の花 DVD琴の音が聞こえてくる。窓を開けると、四阿で琴を弾く娉婷の姿が。

辺りが明るくなり始めた頃、ようやく北捷が娉婷の元へ来る。北捷が自分のかけていた羽織をかけてくれ、微笑みながら「ずっと待っていた。やっと来たのね」と言う娉婷。「何をしている。寒風は体に毒ではないか」と北捷が怒り、娉婷は「北捷様がいなければ心まで凍ってしまうから、どこにいても同じよ」と話す。
娉婷は「お酒を飲んだのね。なぜ1人で飲むの」と言う。「あいつら」と言うと「なぜ娉婷を外に出したのだ。漠然、罰を受けたいのか」と叫ぶ北捷。陰から見ていた漠然が行こうとし「無視しなさい。あれはただの脅しよ」と酔菊が止める。

「なぜ八つ当たりを?冬の夜長に1人で杯を傾けるより、ともに灯火の明かりを楽しみましょう。浮世の憂いさは、お酒では晴れない。心を寄せ合えばこそ忘れられる」と北捷の腕をつかみながら言う娉婷。北捷はその手を払い「私は風流を解さぬ。三生三世十里桃花 DVD手を尽くしたのに、まだ何を望む」と言う。座っていた娉婷は、北捷に体を向け「私は行かない。私を死なせたくないなら、そばにいさせて」と頭を下げる。

「私とて離れたくないが、われらの定めが共にいることを許さぬ。ここにいては危ない。命を狙われている以上、身勝手は許さぬ」と北捷は言う。「晋に入った日から、あなたにとって私は厄介者。生きても死んでも、あなたを困らせる。あなたが言うとおり、去るか、とどまるか、私は勝手に決められない。それならば生か死を選ぶ他に、もう1つ手段がある」そう言うと、娉婷は隠していた小刀を手に取り「別人になることよ」と自分の頬を斬りつける。慌ててその小刀を取り、琴に投げ付ける北捷。琴が割れ、酔菊が声を上げそうになる。

北捷は「白娉婷、何のつもりだ」と怒りを込めて言う。娉婷は「この琴が羨ましい。潔く身を散らした。あなたの考えはよく分かる。私とて死は恐ろしい。中国ドラマ 孤高の花 DVDなれど分かっている。あなたに会えないと、会いたくて焦がれることになる。もし一生、会えなければ、生きていたとて生ける屍のようになってしまう。北捷様、それでも私に生きよと?」と聞く。

娉婷の頬の傷に北捷が触れると、娉婷は「あなたの温もりを久しぶりに感じた。互いを裏切らないと月に誓ったことを覚えている?“裏切らない”という言葉の意味は、どんな困難な時も相手に背かないこと。そして生死を共にすることだわ。私たちには困難なことが多すぎた。そのため苦しみ、悲しんだこともある。あなたに死で報いようとも考えた。でも、あなたを裏切ったことはないわ。北捷様、皆は私を死んだと思っている。それなら私が名も姿も変えればいい。別人のような顔形になればいいのよ。そばにいられるなら奴婢になってもあなたを守りたい。それでも私は後悔しない」と言う。

娉婷に口づけをする北捷。話を聞いていた酔菊は、漠然の胸で涙を流す。
「すまぬ。私が悪かった。何としても生かしたいと思うあまり、自ら誓った言葉も顧みなかった。すべて、そなたのためと思っていたのだ。特工皇妃楚喬傳 DVD二度と卑屈になるな。そなたは私より冷静で、確かな目を持つ。先ほどの一刀は私の心に突き刺さった。よく分かった。私を命懸けで守ろうとしているのだな。娉婷、“武神”と呼ばれながら私はそなたを遠くへやろうとした。だが私がそなたを守らねば、この世で誰が守れるというのだ」と北捷は言うと、娉婷の涙を拭い抱きしめる。「北捷様」と言う娉婷。北捷は「行くな、ここにいよ」と言う。
「そなたのために、私は世に背き、世を恐れぬ」と言う北捷。  


Posted by 藤原麻衣 at 14:55Comments(0)中国ドラマ