2017年08月02日

「軍艦島」外交官対象特別試写会…彼らはどのように見たか

映画 軍艦島 DVD』は日帝強占期(日本統治時代)に日本の軍艦島(羽島、軍艦の形に似ていて軍艦島と呼ばれる)に強制徴用された後、命をかけて脱出しようとする朝鮮人たちの話を描いた映画だ。

上映が終わった後、映画の余韻を簡単に振り払うことができないように、座席から離れない観客が多かった。

映画上映後続いたリュ・スンワン監督との質疑応答の時間には、映画を企画することになった背景や撮影の過程でのエピソード、私たち DVD 映画が伝えようとするメッセージなど、映画の語り尽くせない話が来て来ることもあった。

サラン・チャルンスワン タイ大使は「歴史に基づいて複数の要素を示すとても力のある映画だ。映画を通じて暖かい感動を感じると同時に、強制徴用の残忍さを見ることができた。鋭敏になりがちな素材で、このようなパワフルな映画を演出した勇気に尊敬する」と『軍艦島 DVD』の観覧評を伝えた。

マニシャー・クセイカラ スリランカ大使は「父と娘、若きリーダー、投降する韓国人たちなど、多様な背景から来た人々が一緒に融和されるという点で、キャラクター描写が本当に印象深かった。これまでハリウッド映画にたくさん接していたため、韓国映画は不慣れな面があったが、とても面白く、大衆にも普及して人気を得ているようだ」と話した。

モハメド・ダザイ イラク大使館書記官は「このような映画を企画して撮影したという点で、大変盛り上げてあげたい」とし「外国人として韓国と日本の間にあった多くの話を知った。その後 DVD全世界に公開して、多くの人々がこのような強制徴用の事実があったことを知って欲しい」と伝えた。

ニック・デュビビエ英国大使館スポークスマンは「人を吸引力で引き寄せ離さない。まるで首筋が引っ張られる感じだ。炭鉱でのシーンが本当にリアルだったし、このような恐ろしいことが起きたという事実に映画が終わった後もしばらくの間、全身を動かすことができなかった」と所感を伝えた。



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Posted by 藤原麻衣 at 11:59│Comments(0)映画
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